北海道のおみやげ(海産物)1

                    カニの見分け方 は函館マルキタ北村水産で  こちら

毛ガニ

この毛ガニがもてはやされるようになったのは戦後のことで、戦前はカレイ魚などを

じゃまする厄介者で戦時中各種の食料品が統制されて、売るものがなくなった時代に、

長万部駅構内の立売店が統制品から外されていた毛ガニをゆでて売ったのが、

今日の名物のきっかけになりました。

別名「オオクリガニ」「イカグリガニ」とも呼ばれています。

    冷凍ものは酢と塩を少し入れた熱湯で湯がくと、肉に含まれた余分な水が抜けておいしく食べられます。 

ズワイガニ

北陸地方では「エチゼンガニ」山陰地方では「マツバガニ」と呼ばれています。

北海道では日本海やオホーツク海で主に獲れますが、ほとんどが関西方面に

出荷されます。ズワイガニの近縁ベニズワイガニがいます。(味は少し落ちます) 

タラバガニ

 鱈(たら)の獲れる漁場にいて、「かに」の姿をしているのでこの名がつきましたが、

本当はヤドカリの仲間です。オホーツク海や道東沿岸がおもな漁場で、

カニの王様(英語名もキング・クラブ)と言われ、近年はロシア(サハリン)からの

輸入品が多くなっています。

刺身・天ぷら・グラタン・サラダ・酢の物などメニューも多いです。

ハナサキガニ

 根室地方ではタラバの外に、ハナサキガニも獲れます。花咲半島周辺に多いのでこの名がつきました。

 幼ガニは磯の海藻の茂った場所にいるので、「いそがに」「コンブガニ」とも呼ばれています。

 このカニの脚をぶつ切りにしてみそ汁にしたものを「鉄砲汁」と呼んでいます。


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