

椎体骨折の結果
自然にまかせていると女性の約50%は上記のような経過をたどります。
いままでいかにカルシウムを摂取されていても残念ながらこうなる人が全女性の50%おります。
年だから仕方ないとあきらめていた。しかし、これで良いのだろうか? 防ぐ方法はあるのでしょうか?
多くの骨折を防ぐ手だてが実はあります。丈夫な骨の持ち主はカルシウムとビタミンで十分です。だが、それだけでは済まない方がいます。そのあぶない方たちを正確な検診で発見するのが骨密度検診です。
このつづきは骨粗しょう症のページで見て行きましょう!
当院の治験
骨粗しょう症の治験
新しい骨吸収抑制剤は治験募集中です。
骨形成促進剤の治験募集は終わっています。
市販後調査(ATOP-3)
骨粗鬆症の方に、市販されているビス剤リセドロネート単独群とリセドロネート+ビタミンK併用群との比較試験も行っております。
H21年度休診の予定日
7/4(土) 日本乳癌学会
10/3(土) 日本更年期医学会
10/14(水)〜16(金) 日本骨粗鬆症学会
11/5(木)〜6(金) 日本乳癌検診学会
学会出席のため上記期間は副院長の診察となります。

親愛なる女性の健康に関してエストロゲンの真実が満載
平均寿命と閉経年齢


エストロゲンの関係する臓器
ホルモン補充療法(HRT)とは?
閉経年齢は昔から変化していないのに人の寿命はどんどん延びています。つまり、上のグラフのように閉経後の人生が長くなっています。
自然界では生殖可能な年齢(閉経)までが寿命なのです。
(つまり、人間の各器官の耐用年数は平均すると50年なのでしょう。そして50を過ぎるとあちこち故障が出てきて医療費にお金がかかるようになる。出きるだけ、長持ちさせるように日頃からの心がけ生活習慣がとても重要です。)
つい最近まで人間の寿命も生殖可能年齢まででした。ところが科学の進歩で人間だけ(ペットも?)が長生きするようになってきたのです。右図の他に最近、軟骨(変形性関節症)とエストロゲンの関係が注目されています。
エストロゲンは直接の生命維持に必ずしも必要がないので今まで日本ではあまり問題にされてきませんでした。
しかし、欧米の研究から老後の生活の質(QOL)を高める作用のあることが分かり、欧米ではさかんに使用されておりました(対象者年齢者の20〜40%が使用)。動物実験などでもその有効性は実証されておりますが・・・・

最近の米国での大規模な臨床実験(WHI)の結果、乳癌と心筋梗塞の発症が増加することが判明し、「更年期障害の強い時期にそれも出来るだけ短期間の使用が望ましい」とかなりトーンダウンしておりますが(詳細はWHIのページ)、HRTの代替治療(当院でよく行っている漢方療法や抗うつ剤)では効果がない方も多くおります。
そこで
投与前検査をクリアし、定期検診を忘れずにHRTを行うことが大事です。
また、避妊に関係のある世代の方には低用量ピルに関する情報と性交後避妊についての情報を追加しました。
写真は骨粗しょう症で円背(背骨がつぶれた)方60才女性のX線写真
骨密度測定器

3年前まで骨粗鬆症治療の世界標準薬はエストロゲンでした(日本ではほとんど使用されず)。
しかし、WHIの発表後は欧米でもビスホスホネート剤あるいは新しい選択的エストロゲン受容体調整剤(SERM)にシフトしてきております。
SERMはエビスタという名で使われています。
当院の骨密度測定
正式な骨密度は躯幹(くかん)で測定します。その理由は折れると一番困る骨であることと、体重のかかる骨であり、職種・性別に左右されずに正確に測定できるからです。手指など末梢の骨の測定だけで診断がなされている方は是非一度、全身の装置での検査を受けることをお薦めします。各地域で全身用の機器がある医療機関を調べるとよいでしょう。測定法により結果にかなりの違いがあります。
また、薬などの効果は躯幹骨(腰椎・大腿骨頚部)でなければ骨密度に現れません。残念ながら末梢骨には反映されません。
(しかし、副甲状腺の障害や腎障害で起こる2次性骨粗鬆症の判定では皮質骨(末梢骨)でのDXAを用います。)
H13.9、第2世代ビスホスホネート製剤アレンドロネートが遅れに遅れようやく世界99番目に日本登場し、H14年にはリセドロネートも登場しております。
これら薬剤は非常に効果があり、日本の骨粗鬆症治療において画期的な出来事で、それまでのカルシウムとビタミン剤あるいは痛み止め注射(カルシトニン)主体の治療から脱却しかけております。(カルシトニン製剤は骨折抑制効果が証明できず、最近、保険上では骨粗鬆症の適応がはずされ,骨粗鬆症による疼痛緩和が適応となりました)
また副腎皮質ホルモン(ステロイド)使用している方は2次的に骨粗鬆症を引き起こしますので骨粗鬆症ページをよくご覧ください。
当院では現在骨粗鬆症治療だけが治療目的の方にはエストロゲンは勧めておりません。更年期障害や性交痛が伴う場合に適応を限って使用しており,長期5年以上に治療が及ぶ場合には他剤への変更あるいはホルモンの低用量化を行って使用しています。
2009.5.30更新
- エストロゲン欠乏による症状とエストロゲンの量
- がん検診(エストロゲンと発癌性) ------------------必見!!
- エストロゲンと死亡率
- 最近の米国WHIの報告
- 更年期障害
- 老人性膣炎,皮膚の潤い,性交痛
- 尿失禁
- 骨粗鬆症(骨粗しょう症)-----------------必見!!!
- 心血管系・動脈硬化(高脂血症)
- 老人性痴呆
- 筋腫のある方に使えるか
- ピルとの違い(女性ホルモンといってもたくさんある)
- 更年期障害の診断法
- HRTの定期検査(癌検、骨密度)
- HRT薬の種類、かかる費用
- 実際の投薬方法
- 黄体ホルモンの必要性
- 副作用(太る心配、出血)
- HRTを選ぶ拒む人
- ピルに関する情報 と 子宮内膜症-----必見!
- 女性ホルモンと環境ホルモン(誤訳?正しくはホルモン攪乱物質)
- 性交後避妊について
ホルモン補充療法を行うにあたり、乳房検診は避けて通ることが出来ません。
院長自身、日本乳癌検診学会マンモグラフィ検診精度管理中央委員会(A認定読影医師および有資格技師)や乳房エコーなど積極的に乳房検診に取り組んでおります。
★★ 乳房検診は視診・触診だけではなく、マンモグラフィ(乳腺X線撮影)、乳房エコー両方との組み合わせで受けられることをお勧めします。


当院の乳房エコー
血流カラーエコー


エラストグラフィ

HP上で公開されているマンモグラフィ認定医療機関(北海道版)。
施設の機器管理が悪いと正確に読影できない!
マンモグラフィはどの医療機器よりも精度管理が求められます。
すなわち写真が悪いといくら「見る目」があっても読影できません。
日々の機器管理がとても重要なのです。


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北海道旭川市4条通15丁目右8号